賃貸住宅二世帯を合わせて一世帯に「ナチュラルフレンチリフォーム」(2)
2012年2月24日金曜日
前回、Before状態をお伝え致しました賃貸住宅リフォーム計画。
今回は途中経過をお伝え致しますね。
賃貸住宅二世帯分を一世帯住宅へ・・・のリフォーム内容にて、早速内部の解体が始まりました!
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以前は写真の奥側に二間の和室がありましたが、その間の壁を取り払いました。
1.5帖のクローゼットを含む9.8帖の洋室になります。
和室から一変・・・広さも十分の洋室への変身に期待大!!です。
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こちらはリビングダイニングになる部分の解体です。
元々は奥に約6帖の洋室と手前に6.6帖のダイニングキッチンがありました。
Afterの内装は、明るめの木調がベースのナチュラルフレンチテイストとの事ですが、
広々とした空間を確保したLDがどんな風に変身するのか・・こちらも期待に胸が膨らみます!!
解体された瓦礫も片付いて、掃除も行き届いた状態です。
広い空間を実感できる工程途中ですね。
と、ここで・・、何やら緊急事態が発生したようですっ!!
以下、レスティーロ冨部さんに緊急レポート開始します!
「冨部さんっ、緊急事態発生って、いったい何があったんですか?!」
「・・・それが、解体するまでは分らなかったのですが、
元々壁に隠れていた既存柱の大きさが予想以上に大きかったのです。
10センチ程度の誤差が生じてきたので、元のままのプランだと洋室に入るドア幅が、
トイレのドアくらいの幅の狭いドアしか付かない事になってしまうのです。」
↓こちらが、予測以上だった大きな柱
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「え~!それは大変ですね。どのように対処するのですか?
プランを変更するのですか?それとも狭いドア幅のままで進めるのですか?」
「いえ、この柱に合わせた新プラン(ドア幅が普通サイズに取れるプラン)を作って、
お客様にご相談させてもらいます。
なるべく、コスト削減と思い既存の壁撤去を避けるプランとしていましたが、
やはり解体しないと分らない部分がありましたね。
お客様にとって、一番良いカタチとなるよう再度ご提案させて頂きます。」
「リフォームは開いてみないと分らない・・・とは良く聞きますが、
今回がまさしく!ですね。
大変そうですが、頑張って下さい!」
「はい、ありがとうございます。」
以上、現場からの緊急レポートでした。
ここで、前回プランと新プランの比較をしてみますね。
これは前回のリフォームプランです↓※図面をクリックすると拡大表示します。
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そしてこちらが、大きな柱の為に変更となった新プランです↓
※図面をクリックすると拡大表示します。
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あ、廊下の幅が広くなって、トイレの向きが変わっていますね。
しかもトイレ内部も広くなっています。
その分、洗面室に負担がかかっているようではありますが・・・。
私は個人的にはこちらのプランの方が好きですね。
結局、お客様もこちらの方が良かったそうなのです!
と、言う事は~「災い転じて福と成す。」となったって訳ですか?!
めでたし、めでたし・・じゃないですかっ。良かったですね、冨部さん!
では、今回最後に・・・、すごく珍しいショット??が撮れています。ご紹介しますね。
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↑どうです、コレ?
現場作業員の方が廃品か何かを投げていて・・なんだか直角に落ちて行くよ~な影が・・!
不思議な写真ですよね・・・?
冨部さんにお聞きすると、どうやら直角に曲がった廃材を投げていたのではないか?との事です。
私は・・見えない何かにぶつかって落ちているのかと思いました(笑&恐っ!)
たまたま撮れたものですが、奇跡に近い一瞬のナイスショットですね。
では、また次回・・・、ナチュラルフレンチテイストY様邸リフォームをどうぞお楽しみにっ!!